他人に期待しすぎてはいけない
みなさんは【ゲシュタルトの祈り】というものをご存じでしょうか?
ゲシュタルトの祈り
私は私の人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。
私はあなたの期待に応えるために生きているのではない。
あなたも私の期待に応えるために生きているのではない。
私は私、あなたはあなた。
もしも縁があって私たちの心が触れ合うならば、それは素敵なことだ。
もし触れ合えなかったとしても、それも仕方のないことだ。
ユダヤ人の精神科医 フレデリック・S・パールズ
私たちは自分が苦しみの当事者になった時、他人からの優しさや同情を無意識に求めてしまいがちです、
優しくされるべきだとも思ってしまいます。
でもそれは、あるはずのない心のつながりを求めているような感じがします。
人は自分に関係のない出来事には心は動きません、自分事として感情がわかないので所詮、他人事になってしまいます。
なかには、私のことを心配して優しい言葉をかけてくださる方もいます、でも5分後には、ほかの人と笑い合って話しています。
耳障りのいい言葉だけなら何とでも言えます。
他人に対する、貢献や奉仕は自己満足につながります、自分の利益になるんです。
それだけのことです。
それ以上を他人に望んではいけません。
親しい身近な人の、心ある言葉をもらえたらそれでいいのではないでしょうか。
このゲシュタルトの祈りは冷たく感じるかもしれませんが、
人がお互いを尊重するという点では、今の人間社会には必要なのかなと思います。
誰もが自分の為に生きています。
その中で、他人との心の触れ合いがあればとても素晴らしい人生の1ページになりますね。
“他人に期待しすぎてはいけない” に対して2件のコメントがあります。